桜と桃の庭で。

実体験で学んだこと・生活の役に立つことなどを書いています。

ノア・ハイブリッドに試乗した感想です。

前回のエスティマに続きノア・ハイブリッドを試乗した感想です。エスティマの試乗した日とは違い雨が降ってなかったので前回より気持ち良く試乗出来ました。

 

エンジン及びハイブリッドシステム

排気量1800ccのエンジンにモーターの組み合わせで最高出力136馬力です。このスペックは現行プリウスと全く同じであり、エンジンの型式も同じです。(設定等の細かいことは違うはず…。)プリウスの燃費がカタログの一番いいのが32.6km/L、ノア・ヴォクシーが23.8km/L、つまり単純に考えると車体の大きさによる車重の差がもろに燃費に影響していることが解ります。スペースの広いミニバンで燃費を低燃費を実現するのがいかに難しいことか…。しかし、このノア・ヴォクシーのハイブリッドはミニバンにしては燃費はいいなーってやっぱり思います。話はだいぶ逸れましたが、運転した感覚です。エンジンが吹け上がり気持ちいいとは感じません。当然ですが、初速はモーターによる加速ですからエンジンのフィーリングなんてものはありません。平坦な道ならば不満なく加速して時速60㎞まで軽く加速していきますね。気になる点は長く急な坂道と高速道路での加速、エンジン音ですね。エンジンが1800ccですからここは気になりますが、今回は流石に試すことは出来ませんでした…。きっとそこそこエンジンは唸るんだろうなぁーって想像出来ます。(燃費、馬力などのデータはトヨタのホームページより抜粋させていただきました。)
ちなみにアクセルペダルを踏み込み過ぎてしまうと初速でもモーターの加速から直にエンジンに切り替えられます。当然、燃費は落ちます。いかにモーターで初速を上手に加速させるかが燃費の維持、向上のポイントですね。
 

変速機

電気式無段変速機・・・私はCVTの電気制御版っ?て思ってました。どうやら全然構造が違うみたいです。この構造を説明するには遊星ギアを理解しなければ始まらないので今回は外します。というより私がまずしっかり理解しないと始まらないです。
 
結果的に感じた変速フィーリングは一般的な機械式CVTと変わらず変速ショックがなく加速します。
 

インパネまわり

メーターはオプティトロンメーターを採用されていてガソリン車とは仕様が違い差別化が図られていました。特に不満は感じず見にくい印象は受けなかったです。(今回は写真はありません。忘れてました。)
シフトレバーはガソリン車とは違い電気制御なのでいまいちダイレクト感がなく不思議な感覚でした。これはきっと慣れの問題ですね。
試乗した際にサービススタッフから教えてもらったことなのですがシフトがDに入っていてもエンジンを切ると安全装置みたいなものが働いて自動にPに入るそうです。そもそもPもボタン一つ押しておしまいで今までシフトレバーをPに入れていたので本当に変わったか不安になるくらいです。これもきっと慣れの問題ですね。シフトレバーの位置は違和感なく操作出来る位置にあるため問題はなしですね。
 

足廻り・ハンドリング

  フロントのサスペンションはストラット式でリアはトーションビームを採用。ここら辺の仕様は変更はありません。しかし、運転して交差点を曲がる際に気づいたのですが、車がロールする感覚がかなり和らいでいました。やはり今回のノア・ヴォクシーから低床化されてるのが運転しやすさに効いているのかも。高速道路でも少しは運転しやすくなってるかも。間違いなく私が今乗っているノアの純正の足廻りより改良が進み運転がしやすいです。
 

トランクスペース

そんなに変化を感じなかったのでノーコメントですね。普通に使えると思います。
 

タイヤサイズ

ハイブリット車の設定サイズは195/65/15ですのでコスパを考えるならまぁこれくらいのサイズの方がいいかな…。インチアップで燃費落ちるだろうなぁ・・・。
 
 

シート

前回も書いたとは思いますが、シートは本当に座り心地がいいです。きっと長年へたらないのでは…。たぶん。
f:id:retainer:20150315204639j:plain

燃費

これがハイブリッド車の最大の売りですね。カタログ燃費が23.8km/Lです。これがそのまま通用するとは思ってないので18km/Lで年間1万キロ走行・レギュラー130円/Lで計算すると年間のガソリン代が73,000円程度です。今乗っている私のノアは8km/Lですので年間ガソリン代は163,000円くらいなので、ここまで燃費に差があると嬉しい性能差ですね。羨ましいです。
 

視界

こういうのをパノラマビューっていうのでしょうか・・・。運転していて視界はとても広く感じました。私のノアとの比較ですと死角が減って見やすくなった印象を受けました。

 

総評

足廻り・ハンドリングの改善・低床化により運転がとてもしやすく改善されていると思います。エンジンが心地よく吹け上がり車との一体感を感じ、ドライブを楽しむ車というよりファミリー向けで燃費を含めたコスパに秀でた運転しやすいお手頃サイズのミニバンという印象です。子育て真っ最中の我が家には条件的にぴったりです。

 妻は車内がリッチなエスティマがいいなぁ~と言っていますが、維持コスト、燃費などがやはり気になります。